【仁川26日聯合ニュース】仁川港湾公社(IPA)は26日、来月11~12日にソウルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)を前に、仁川港湾保安(IPS)と協力し、仁川港の警戒態勢を強化する方針を明らかにした。港湾の出入者や車両の検問・検査、対テロ・爆発物探索、港湾施設巡察、国際旅客ターミナル検査などを強化し、緊急出動態勢も整える。
 両機関は仁川港のテロ警報水準を「関心」から「注意」に格上げする。また、現在は最低水準のセキュリティーレベルをサミット1週間前の11月4日から「レベル2」に引き上げ、同月8~12日には「レベル3」に準じた運営を行う計画だ。
 通常、「レベル2」では港湾・船舶の出入り口を半分以上閉鎖し、「レベル3」になると貨物の船積みと港湾運営を中断する。ただ、IPAは物流に支障を来たさないよう、柔軟に運営する方針だ。

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