【ソウル25日聯合ニュース】25日のソウル株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前営業日比18.40ポイント(0.97%)上昇の1915.71で取引を終えた。終値は2007年12月24日(1919.47)以来、2年10か月ぶりの最高値となった。
 先週末に慶尚北道・慶州で開かれた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、中国が為替問題で譲歩し、欧米が国際通貨基金(IMF)出資比率改革で一歩譲るという「ビッグディール」(大きな取引)が成立。各国が為替相場を安く誘導する「通貨安競争」が収束につながるかは未知数だが、市場は当面の国際協力が維持されたと肯定的に解釈したようだ。
 今回の合意で人民元やウォンといった新興国の通貨が漸進的に強くなると予想されるなか、ウォンの対ドル相場は1ドル=1110ウォン台に上昇した。

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