定例朝食会合のもよう=2日、ソウル(聯合ニュース)
定例朝食会合のもよう=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル2日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日、黄海の白リョン島沖で起きた海軍哨戒艦「天安」沈没事故が安保的次元の問題であるため、今月の国会では与野党が力を合わせるべきだと強調した。
 青瓦台(大統領府)で行われた与党ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表との定例朝食会合で述べた。北朝鮮と国際社会が見守っているため、慎重に事故原因を調査し、国の力量を高める契機にすべきだとの考えを示した。
 また、3日前に事故現場を訪れたことにも言及した。現場のようすについて、「風も強く、ここ(ソウル)とは温度差も大きかった。波が穏やかだと聞いて現場に向かったが、船が大きく揺れた」と伝えた。
 行方不明者の捜索中に殉職した故ハン・ジュホ准尉については、無理をして作業を進めたためにこうした事態が生じ、残念だとし、捜索を行わないわけにもいかず、容易ではないことだと述べた。




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