米CNNが30日(韓国時間)に放送したインタビューで明らかにした。インタビューは、李大統領が世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に出席するために訪問したスイスで29日に行われた。
李大統領は、北朝鮮を除く6カ国協議参加国はグランドバーゲンについて理解しているとし、北朝鮮が核を放棄する考えがあるのなら、この提案に興味を持つだろうとの見方を示した。北朝鮮が6カ国協議に復帰した際にはすぐにこの問題について論議する考えを明らかにした。
特に、「南北関係はこれまで6カ国協議で段階的に進行させたが、われわれは一括妥結案を提示した。結局、北朝鮮は最後に核を放棄するか否かについて答えなければならない時期が迫っている」と強調した。
また、ことしの韓国経済の見通しについて、「プラスマイナス5%(成長率)程度とみている」とし、特別な問題が生じない限り、韓国経済はことしも成長が見込めると予想した。新成長動力産業に対し研究開発を集中させているため対処していくことができると述べた。
主要20カ国・地域(G20)議長国としての韓国の役割に関連しては、不均衡を均衡にすることは容易ではないが必ず解決し、克服しなければならない問題だとした上で、ことし2回にわたり開催されるG20首脳会議(金融サミット)でこの点を非常に熱心に解決しなければならないと述べた。これを解決できなければ持続成長はできないとし、G20以外の開発途上国と先進国の間の格差を縮めることについても論議されるべきだと述べた。
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