【ワシントン13日聯合ニュース】グレグソン米国防次官補(アジア・太平洋安全保障問題担当)は13日、下院軍事委員会の公聴会で冒頭発言を通じ、北朝鮮が非核化に向け具体的かつ後戻りできない措置を取っていない状況で、米国は今後も域内同盟国とともに強化された安保措置を続けていくと明らかにした。
 グレグソン次官補は、北朝鮮の核実験とミサイル発射により、国連安全保障理事会決議の積極的な履行の必要性がますます高まったと説明。中国が6カ国協議の構築に肯定的な役割を果たし士気が高まっているとしながら、「中国がこうした解法(安保理決議履行)に加わることを信じている」と述べた。北朝鮮、イラン、アフガニスタン、パキスタン問題などで、中国との前向きな協力が続いているとしながらも、「中国はさらに多くのことができるし、しなければならない」と強調した。

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