LGディスプレーは28日、権暎寿(クォン・ヨンス)社長が台湾で2社の親グループ、永豊餘の何寿川董事長とPVIのScott Liu会長に会い、電子ペーパー技術の共同研究と技術協力を含め双方の協力関係構築に向けた契約を交わしたと明らかにした。
この契約により、LGディスプレーはハイディスが発行する3050万ドル(約28億円)規模の会社債に投資する。技術協力に向け、クロスライセンス契約の締結も進める計画だ。あわせて双方は、電子ペーパーなどディスプレー製品を相互購買する。LGディスプレーはハイディスに生産技術のコンサルタントも行う。
LGディスプレーは、PVIが買収した米イー・インクとも長期供給契約を結んだ。また、今月初めには1000万ドルを投じ、PVIの海外株式預託証書420万株も買い入れている。
権社長は、この協力関係構築で、電子ペーパー分野での競争力をより確固たるものにし、会社の未来成長基盤をさらに固めることができると評価。3社がディスプレー市場でポジションを占めることができるよう、相乗効果を期待していると述べた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0