【釜山29日聯合ニュース】逆浸透法では世界最大規模となる海水淡水化施設が、来年3月に釜山で着工する。2012年末に完工予定。
 釜山市の上水道事業本部が29日に明らかにしたところによると、施設建設に向けた開発制限区域解除・都市管理計画変更案がこのほど国土海洋部の中央審議委員会を通過した。近く、市に景観審議を申請する計画だ。
 海水淡水化施設研究団地は、機張郡内の4万6000平方メートルの土地に、国費823億ウォン(約60億5000万円)と市費300億ウォン、民間資本706億ウォンの総額1829億ウォンを投じ建設する。1日当たり4万5000トンの水道水を生産し、東釜山圏に供給する計画だ。この施設の規模は、国内では現在最も大きい済州道の施設の45倍にあたる。

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