【ソウル29日聯合ニュース】高額資産の基準について、国民は30億ウォン程度なら「金持ち」といえると考えていることが分かった。
 調査機関のハンギルリサーチ研究所が29日、全国19歳以上の1000人を対象に25日から2日間実施した電話アンケート調査の結果を明らかにした。それによると、回答者が考える「金持ち」の資産保有基準は、現金や不動産、株式などを合わせ30億2400万ウォン(約2億3000万円)と集計された。
 過去の同様の調査をみると、2006年は20億3000万ウォンだったのが、翌年には27億6000万ウォン、昨年は35億870万ウォンと、毎年約7000万ウォンずつ増えている。しかし、今年は前年に比べ約5億ウォン減少した。研究所は、経済危機の影響で一般国民が考える金持ちの資産基準が下がったと分析した。
 一方、自分が金持ちになる可能性については、「特に可能性がない」「全く可能性がない」を選択した回答者が全体の62.0%を占めた。「大変」または「少し」可能性があると答えた人は36.7%だった。

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