【ソウル29日聯合ニュース】2015年には世界3大ナノテクノロジー国になることを目標に、今年はナノテク分野の研究・開発(R&D)とインフラ、人材育成に総額2458億ウォン(約177億円)を投じる。教育科学技術部は29日、「2009年度ナノ技術発展施行計画」が国家科学技術委員会運営委員会で確定したと明らかにした。
 今年の投資額は昨年(2429億ウォン)より1.2%多く、部門別にはナノ技術のR&Dに2069億ウォン(84.2%)、ナノファブリケーション施設や設備などインフラに198億ウォン(8.1%)、ナノ技術の専門家育成に189億ウォン(7.7%)が投じられる。
 官庁別にみると、教育科学技術部が1246億ウォン(50.7%)、知識経済部が667億ウォン(27.5%)、基礎技術研究会傘下の政府出資の13機関が495億ウォン(20.4%)。教育科学技術部は基礎研究事業やフロンティア事業、未来基盤技術事業に投資する計画だ。
 この施行計画は、韓国が2015年には世界最高の技術を30種以上確保し、世界のナノテク産業市場で20%以上のシェアを占めるための基盤になると、科学技術部は期待を示している。
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