【ソウル28日聯合ニュース】昨年はインターネットバンキングを通じた照会、送金、借り入れサービスなどの利用件数が急増した。
 韓国銀行が28日に発表した資料によると、昨年のインターネットバンキング利用件数は1日平均2243万件で、前年に比べ約25.1%増加した。このうち照会サービスは前年比25.8%増の1909万件、送金は21.5%増の333万件、借り入れの申し込みは25.0%増の2万5000件だった。

 携帯電話など移動通信機器を利用したモバイルバンキングの利用件数は1日平均106万件と前年比47.6%急増し、初めて100万件を超えた。インターネットバンキングに占める割合も3.8%から4.7%に上昇した。

 金融サービスの利用方法を見ると、送金を含めた出入金取引に占める対面取引の割合は昨年12月に17.3%を記録、前年比3.1ポイント下落した。これに対し、インターネットバンキングや現金自動支払機(CD)、現金自動預払機(ATM)など非対面取引の割合は79.6%から82.7%に上昇し、中でもインターネットバンキングの割合は23.7%から29.1%と大幅に伸びた。CD・ATMの割合は44.5%から42.3%、テレホンバンキングは11.4%から11.3%とやや落ち込んだ。

 インターネットバンキング加入者数は昨年末現在5260万人(重複加入を含む)で、1年前に比べ17.7%増加した。加入者数は2005年以降毎年2けたの伸びを続けており、昨年9月末に5000万人を突破した。モバイルバンキング加入者数は昨年末現在で845万人と前年末から69.3%急増。特に金融チップが装着されていない携帯電話でモバイルバンキングを利用するバーチャルマシーン(VM)方式の加入者が、60万人から378万人と大幅に増加した。

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