金宗フン本部長「FTA再交渉は事理に一致しない」

【ソウル23日聯合ニュース】外交通商部の金宗フン（キム・ジョンフン）通商交渉本部長は23日、韓米自由貿易協定（FTA）再交渉の可能性に関連し「事理に一致しない。政府は適切ではないとの立場を堅持している」と強調した。同日出演したラジオ番組で述べたもので、すでに国家間で合意し署名した内容を変更しようという試みは、それ自体が危険なものだと指摘した。
　米国議会に再交渉の動きがあることについては「注意深く見ているが、まだ公式の提起はまったくない」と述べた。また、再交渉であれ追加交渉であれ、仮説を前提に内容を推測し答弁するのは望ましくないと強調した。

キム・ジョンフン の最新ニュースまとめ

　ヒラリー・クリントン国務長官の公聴会書面答弁に関しては、再交渉は韓国側に用意があってこそ可能で、米国側が一方的に要求し進めていける問題ではないという認識を持っているものと読み取ったと述べた。