【ワシントン13日聯合ニュース】北朝鮮外務省が、米朝関係を正常化し米国が対北朝鮮敵対視政策を撤回してこそ核兵器の放棄が可能だとする声明を発表したことに対し、米国務省は13日、北朝鮮にまず6カ国協議の合意事項を履行するよう促した。マコーマック報道官は定例会見で、声明に対する米政府の立場を問われ「米国は6カ国協議を望み、今でも6カ国協議が進展するよう望んでいる」と述べた。
 また、北朝鮮が米国を含め他の国際社会とより正常な関係を築くため、6カ国協議の下でいかなる義務と責任を持っているかは非常に明確だとし、「そこに至るため、北朝鮮は6カ国協議を終わらせる必要があり、そうすれば朝鮮半島の非核化も成し遂げられるだろう」と述べた。北朝鮮が自らを「核兵器保有国」と自称していることと関連し、米政府が北朝鮮を核保有国と認めるかとの質問に対しても、「認めない」と釘を刺した。

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