【ソウル28日聯合】来年1月にソマリア海域へ国産駆逐艦(KDX-II)「姜邯賛」を派遣する計画が延期されたようだ。政府は26日の外交安保関係閣僚会議で、「国軍部隊のソマリア海域派遣同意案」を今通常国会に提出せず、慎重にアプローチする方針を固めた。
 国会国防委員会に所属するハンナラ党議員によると、国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官が同日にこうした決定を電話で知らせてきたという。李長官は、「急いで派遣すれば事故が起こる懸念もある」とし、米国ともさらに協議を重ねる予定で、同意案の提出時期は未定だと述べた。政府・与党は27日の会合でも、今通常国会へ派遣同意案を上程しない方針を確認した。

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 こうした決定は、海外派兵に関する韓米の意見調整の必要性、450億ウォン(約29億円)に上る派兵財政負担を考慮したもので、青瓦台(大統領府)側が派兵延期を要請したとされる。

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