【ソウル1日聯合】サムスングループは1日、サムスン電子とサムスンSDIがそれぞれテレビ製品とモジュールで展開してきたプラズマディスプレー(PDP)事業を、サムスン電子の映像ディスプレー(VD)事業部に統合すると明らかにした。
 世界フラットテレビ市場でトップを維持するためには市場構造にふさわしいPDP事業の競争力強化が不可欠との考えの下、両社間の相乗効果を極大化する方法での統合運営が最も効率的だと判断したため。この事業統合で、サムスン電子はプラズマテレビだけでなく、モジュールの管理経営も進めることになる。同社のディスプレー市場競争力が一層強化される見通しだ。同社は液晶テレビ世界トップの座を達成しており、これを機にプラズマテレビ市場でもトップに挑む計画だ。

 サムスン関係者は、統合運営で生産と販売戦略を一元化し迅速な意思決定が可能になれば、市場の変化と要求に積極的かつ迅速に対応できると説明する。今回の決定で、ディスプレー市場全体に対する市場支配力も強化できると期待感を示した。

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