【ワシントン27日聯合】米通商代表部(USTR)のシュワブ代表は27日に韓国特派員らと記者会見を行い、韓米自由貿易協定(FTA)批准時期は韓国の米国産牛肉輸入開放問題の解決にかかっていると述べ、韓国の牛肉市場開放が韓米FTA批准処理の先決課題であることを強調した。
 また、現在議会には複数のFTA批准処理が係留中だが、処理の順序よりも速度を上げることが重要だとし、コロンビア、ペルー、韓国の順となっている処理順序を変える計画や、変える必要があるとは考えていないと述べた。

 シュワブ代表は、牛肉問題が解決されていれば韓米両国はすでに6~8か月前から議会で批准同意案の通過に向け準備に拍車をかけていただろうとし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が昨年に牛肉問題は解決されるだろうと述べたことを思い起こしてもらいたいと指摘した。その上で、ブッシュ大統領にとって韓米FTAの批准処理は、コロンビアやパナマとのFTA同様に重要政策として明らかな優先順位を占めているため、今年中には批准処理を実行できるだろうとの見通しを示した。

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