携帯電話用メインディスプレーの出荷量で昨年世界トップに立ったサムスンSDIが、第1四半期は日本のシャープにその座を明け渡した。市場調査機関のディスプレーサーチと業界が15日に明らかにしたところによると、サムスンSDIは第1四半期に携帯電話用メインディスプレーを3820万台出荷し、市場シェアは14.2%となった。出荷量には、携帯電話の液晶画面に使用される薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルやパッシブ・マトリクス(PM)方式の有機発光EL(エレクトロ・ルミネッセンス)も含まれている。出荷量は前年同期比17.0%、前四半期比27.0%それぞれ減少した。
 これに対しシャープは、第1四半期に3940万台を出荷し、シェア14.6%でトップに立った。出荷量は前年同期比47.0%、前四半期比8.0%それぞれ増加した。

 また、携帯電話メインディスプレーの第1四半期売上高は1位がシャープ、2位が日本のエプソンイメージングデバイスで、サムスンSDIは4位に入った。


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