韓国情報保護学会の主題発表や国防科学研究所、韓国電子通信研究院などが同日に発表した資料によると、未来の韓国軍兵士は戦闘ロボット水準の最先端装置を備える。ヘルメットは、バーチャルリアリティ(仮想現実)を見せるディスプレー機能と、ビデオカメラ、ヘッドホン、マイクなどが装着され、録音や撮影が可能になる。
個人装備用の小火器には20ミリメートル空中爆発弾、レーザー距離測定器、レーザー標的指示器、ミニミサイル、ビデオカメラが付いており、昼夜を問わず目標に狙いを合わせられる照準器も備える。
光の具合によって色が変わるカメレオンを思わせる偽装戦闘服は、化学兵器・生物兵器・放射能、地雷などを感知できる。また「着るパソコン」と呼ばれるコンピュータも装着され、音声通信と敵味方の区別、個人位置航法システムなどの機能が利用できる。敵陣がひと目で把握できる電子地図や戦術通信端末機なども必須装置となる見込みだ。
これらの最先端装備について、軍は2020年には使えるようになるとしている。
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