ポータルサイト「ネイバー」やオンラインゲーム「ハンゲーム」を運営するNHNは1日、第2四半期の売上高は1329億ウォン、営業利益が506億ウォン、経常利益が463億ウォン、純利益が324億ウォンだったと発表した。前四半期と比較すると売上高は9.1%増、営業利益は8.6%増となった。同期間はネイバーが好調で、検索広告売上高が16.1%、バナー広告売上高が20.9%増加したためと分析される。一方、経常利益は6.0%減少、純利益も7.7%減少した。
 部門別の売上高は、検索広告が681億ウォン、ゲームが285億ウォン、バナー広告が246億ウォン、電子商取引が91億ウォン、その他が24億ウォンなど。ゲームはサッカー・ワールドカップの開催など季節的要因で8.2%減少したが、下半期にはウェブボードゲームのアップグレード、「アラド戦記(国内名ダンジョン&ファイター)」サービスをはじめ新作ゲームの発表が予定されていることから、成長の動きは回復するものと同社は期待している。年間売上高目標は年初の発表より6%増やし5400億ウォンに、営業利益目標も8%増の2050億ウォンに、それぞれ上方修正した。

 一方日本法人NHNジャパンは、季節的要因の影響を受け、売上高が3.6%減の16億円、営業利益が92.0%減の2500万円となった。ことしの売上高目標は75億ウォンに下方修正した。しかし、下半期は「アラド戦記」「バトルフィールド2 スペシャル・フォース」など国内で人気が実証されたゲームのサービスを開始する計画で、第4四半期からは回復するものとみている。

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