サッカーの韓日共同応援団「ふれあいKJクラブ」の韓国支部と日本支部は、23日と24日未明にキックオフするワールドカップ(W杯)・ドイツ大会の日本対ブラジル戦、韓国対スイス戦を観戦し、両国チームを一緒に応援する計画だ。駐韓日本大使館広報文化院が明らかにした。
 韓国支部の約40人は13日にドイツに向け出発、先にドイツに到着していた日本支部と合流し韓国対トーゴ戦当日に競技場で応援した。韓国対フランス戦は競技場の外で赤いTシャツを着て韓国チームを応援した。

 ふれあいKJクラブは、在日大韓体育会がサッカーを通じた韓日親善を強める目的で1998年に日本で結成した。2002年韓日W杯で共同応援したことが評価され、韓国記者連盟の「記者が選んだ応援団」に選ばれた。

 韓国支部関係者は出国前に行った駐韓日本大使館とのインタビューで、「スポーツ交流で歴史的な問題が解決されるとは思わないが、共同応援で韓日間の葛藤(かっとう)が少しでも解消されれば」と語った。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.

 0