「赤頬思春期(BOL4)」の新アルバム『Love.zip』を全曲レビュー!(画像提供:wowkorea)
「赤頬思春期(BOL4)」の新アルバム『Love.zip』を全曲レビュー!(画像提供:wowkorea)
韓国歌手「赤頬思春期(BOL4)」は、2016年に女性2人組でデビューしたデュオ。2020年にギターのウ・ジユンが脱退し、現在はボーカル「アン・ジヨン」のソロプロジェクトとして、自ら作詞作曲を行うシンガーソングライターとして活動している。

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そんな彼女が、今月16日に約1年ぶりの新アルバム『Love.zip』をリリースした。「暖かい季節を迎えるために。愛をこめて」というメッセージが込められたこのアルバムは、全5曲の最近でも珍しいトリプルタイトル曲の構成で制作されている。

1曲目は、タイトル曲「Chase Love Hard (Feat. ファン・ミンヒョン)」。韓国ボーイズグループ「Wanna One」や「NU’EST」出身の「ファン・ミンヒョン」がフィーチャリングに参加し、ボーカル アン・ジヨンとのデュオ曲を披露している。ボーカル2人の甘い歌声が堪能できる曲で、爽やかなシンセサイザーとグルーブ感たっぷりのベース・ギターのサウンド、そしてウィットに富んだメロディーラインが印象的な曲。

2曲目は、2つめのタイトル曲「FRIEND THE END」。ポップな明るい印象のサウンドと、ロックが融合された彼女独特の音楽性が垣間見える曲。ミディアムテンポの曲ながら、エレキギターやアコースティックギターのアルペジオ、ドラムなどの楽器で疾走感を感じ、アン・ジヨン特有の個性的な歌声が不思議にもそんなサウンドとマッチしている曲。

3曲目の「Room」は、どこか懐かしさを感じるレトロな曲。スピードを感じるドラムと、エレクトロニックなギターのリフが、聴いているうちにいつの間にか頭でループしている。

4曲目は、3つめのタイトル曲「When love becomes goodbye」。アコースティックギターのアルペジオが印象的で、「自分が未熟だったからこそ訪れた、恋の終わり」を表現したバラード曲。「あの恋は、お互いがお互いに不器用であったからこその結末。反対に、お互いをもっとよく知っていたら、この恋が迎える結末は違っていたのでは?」と少し後悔や未練が残る歌詞の表現に、深く共感してしまう。

最後の曲は「Good Night」。約1分30秒ほどの短い曲。アップライトピアノの優しい響きと、いつもより3倍くらい甘く聴こえるアン・ジヨンの歌声が眠りを誘う。本人いわく、「あなたの夜が平穏であることを願って書いた」とのこと。安らかな眠りにつきたい時に聴きたくなりそう。




【MV】赤頬思春期(BOL4)「FRIEND THE END」
【MV】赤頬思春期(BOL4)「FRIEND THE END」




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