光化門(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
光化門(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁の宮陵遺跡本部は29日、古宮や王陵の無料観覧対象に18歳以下の外国人を含めることなどを盛り込んだ改正「宮・陵観覧などに関する規定」が4月に施行されると発表した。

 ソウルの景福宮など朝鮮王朝時代の王宮や朝鮮王陵の観覧料金は、韓国人と外国人で異なっている。韓国人は24歳まで無料で、25~64歳のみ観覧料を払う一方、外国人は7~18歳も有料だった。規定の改正により、4月からは19~64歳の外国人のみ観覧料を払う。

 宮陵遺跡本部の関係者は、国際結婚や外国人労働者の流入などで外国籍者の長期滞在が増加していることや、18歳未満の子どもの差別を禁じた国連の子どもの権利条約を考慮したと規定改正の背景を説明している。


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