イ・ムジン、新曲発表「音楽の面白さとすごさを改めて感じる」

歌手イ・ムジンが新しいOSTで音楽ファンにアピールした。ドラマではなく音楽旅行リアリティー番組のOSTであり歌唱だけでなく作詞、作曲まで引き受けた曲だけに特別感がある。

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イ・ムジンが披露した曲はSBS M「プレイリスト」のOST「Slainte！（スランチャ！）」だ。「旅行の瞬間、音楽で記録する」というスローガンを掲げた音楽旅行リアリティーに出演したイ・ムジンは、アイルランドのダブリンでの撮影で感じたことを「Slainte！」に込めた。

イ・ムジンは書面インタビューで「今回の曲を作業する過程で本当に多くのことを得た。これから僕のプレイリストを開いた時に持っているべき気持ちについても深く考える時間だった」と所感を明らかにした。

アイルランドの伝統楽器を活用した軽快なサウンドとイ・ムジンの情熱的でさわやかな声が調和した点が「Slainte！」の特徴だ。

イ・ムジンは「アイルランドのいろんなパブに行くと、伝統音楽を演奏する人々とその姿を楽しむ人々がとても多い。実に多様なリスニング習慣を持つ人々に小さな尊敬の念を抱いた記憶がある」と振り返った。

続いて「ポップミュージックの要素を外さないというラインでアイルランドの伝統リズム、スケール、サウンドなどを使おうと努力した」とし「聞く方が少しでもアイルランドを感じられるような歌を作ろうと試みた」と強調した。

アイルランドならではの趣を込めた珍しい歌だという点で更に注目が集まる。イ・ムジンは曲の合間に入っているアイルランドの伝統楽器の存在感が面白い要素の1つだ。一部抽象的な歌詞が新しい想像を引き出すようにするという点も魅力」と鑑賞ポイントを説明した。

「Slainte！」は6日にリリース。イ・ムジンは「曲を聴いた友人が『メープルストーリー』のゲームキャラクターをもう一度頑張って育ててみたいと言った。アイルランドの伝統音楽の要素が韓国のゲーム音楽に多く使われているようだ」というエピソードも伝えてきた。

同時に「聴く人が生きてきた背景によって異なる解釈をするのがとても面白い」とし「ある青年のまくしたてるような愚痴で曲を作ったけど、それが誰かの娯楽への欲求を刺激することもあるとか、曲を作る度に音楽は本当にすごいと感じる」とリリース後の反応に対する感想を語った。

イ・ムジンはJTBC音楽サバイバル番組「シング アゲイン」でスターダムにのし上がった。昨年「Traffic light」をヒットさせてニューヒットメーカーとして浮上し、今年6月には「参考事項」をタイトル曲にしたミニアルバム「Room Vol.1」をリリースした。最近は来年初めまで続く全国ツアーコンサート「別冊付録」でファンとの出会いをしている。

イ・ムジンは書面インタビューの終わりに「最近僕の名を掲げた全国ツアー『別冊付録』を行っている」とし「インタビューを読んで僕の話に興味を持った人にコンサート会場で会えたらうれしい」と願いを語った。