李氏は演説で「未来の都市建設は人工知能(AI)、メタバース、ドローンを中心に展開されるだろう」とし、「先ごろサウジアラビア、ドバイ、モンゴルの政府リーダーに会い、未来文化都市に対するビジョンと生活文化生態系に対するアイデアを提案した」と述べた。
また、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産であるディルイーヤの歴史博物館を対象に、バーチャル(仮想)と現実をミラーリングして構築する「ディルイーヤメタバース(ミュージアム)プロジェクト」を提案したと紹介した。
現実の都市であるディルイーヤをバーチャルメタバースで再現し、世界のプロシューマ―(生産者兼消費者)のアイデアを集めてバーチャル博物館を作った後、現実世界であるフィジカルメタバースでも実現させるという提案だ。
李氏はこのほか、モンゴル政府の招きで未来の生活文化に関するアイデアを提言し、スマートエンターテインメントシティーの造成に関する議論を行ったと説明。モンゴルの砂漠化を防ぎ、気候危機解決の一助となる「木を植えるK―POPフェスティバル」を開催するとの構想を発表した。
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