歌手MCモン、謝罪投稿は「態度変化」との報道に不快感…「国籍を超えてファンに謝りたかった」(画像提供:wowkorea)
歌手MCモン、謝罪投稿は「態度変化」との報道に不快感…「国籍を超えてファンに謝りたかった」(画像提供:wowkorea)
韓国歌手MCモン(42)が、北京五輪の「不可解な判定」に激怒する内容をSNSに投稿した後、「英語で書かれた悪口に興奮してしまった」と謝罪した中、一部メディアが「態度の変化」と表現したことに不快感を示した。

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 MCモンは10日、Instagramに「あなたは文章で傷つけることが仕事かもしれないが、たかが数人もいない良くないモンキーズ(ファン)でも私にとっては大切な人」とし、「このすべてのことを受け止める僕のファンたちに、僕のわずかな不足を悟って国籍を問わず僕を信じてくれる人たちに謝罪したまで」と投稿。

 続けて「政治的な発言をした?僕が何をした?悪質コメントの洗礼に謝罪だと…どうしても分からない無礼な人間。あなたのような人が、もっと悪い」とつづった。

 「僕に対して悪口を書いたDM(ダイレクト・メッセージ)に疑いをここまで作ったあなたが、もっと悪い」としたMCモンは、「悪質コメントには慣れているが、僕が間違った謝罪をしたと?僕の大切なファンにだけ申し訳ない気持ちを表したんだ。文章には感情がないというが、あなたの文章には真実がない」と指摘した。

 これに先立ち、MCモンはショートトラックでの「不可解な判定」に物申した後、中国ファンに対して謝罪した。

 MCモンは9日、自身のInstagramに「10年を共にしてきた僕の中国のファンを一度も大切でなかったことはない。一瞬、英語で書かれた悪口に興奮したことを認める。傷つきすぎて、誰も傷つけたくない僕だったが、申し訳ない。僕の音楽で泣いて笑ってくれた僕のファンたちに謝る」と謝罪文を掲載した。

 発端は、7日の男子1000メートル準決勝では韓国の2選手が失格処分となったことだ。ファン・デホン(黄大憲)が1組の1位、イ・ジュンソ(李俊瑞)が2組の2位でゴール。しかし、審判陣のビデオ判定後、反則があったとして失格となり、中国の2選手が決勝進出を決めた。決勝でも不可解なジャッジは続いた。1位となったのはハンガリーのシャオリン・サンドル・リュー選手だったが、彼もレース途中の反則で失格となり、結局、中国選手が金メダルと銀メダルを獲得した。これが韓国内で物議を醸していた。

 この競技後、多くの韓国スターがSNSなどを通じて判定について怒りを表する文章を掲載し、MCモンも「でたらめだ」という反応を見せた。

 中国人とみられるあるファンはMCモンにDMを送信し、「昨日まではあなたのファンだった。この投稿をアップした瞬間からは違う。ただ中国に不満を表したかっただけなのでは?」と批判。

 MCモンはこれに対し「僕の国を僕が応援すること。不当な審判に僕の気持ちで抗議すること。それがあなたにとって失望なら、僕のファンでなくてもいい。金(メダル)がなくても大韓民国は生きている。僕たちが一等だ」と発言した。

 発言後にも悪質なコメントは続いた。MCモンは「僕があらゆる非難を浴びても、我が国韓国で生まれ、その国で生まれただけでも、音楽をすることになっただけでも光栄であり、それを楽しみに生きる」と述べたが、結局殺到する悪質なコメントに対して謝罪するに至った。

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