BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ
グループ「BTS(防弾少年団)」のコンサートを明日に控えた26日(以下、現地時間)。公演会場である米国ロサンゼルスSofi Stadium(ソーファイスタジアム)の近くで出会ったARMY(アーミー/「BTS」のファンの名前)たちは、「BTS」の「2021 American Music Awards/AMA」(以下「2021 AMA」)の大賞受賞について尋ねるとこのように口を揃えた。所属事務所BIG HITミュージックが公式グッズ商品の販売所をオープンした初日だったので、現場は多くのファンであふれていた。
「BTS」は今月21日に開かれた「2021 AMA」の大賞である「今年のアーティスト(Artist of the year)」を受賞した。「GRAMMY AWARDS(グラミーアワード)」、「Billboard Music Awards(ビルボードミュージックアワード)」と共に、米国の3大音楽授賞式の1つである「AMA」で、アジア歌手として初めて、大賞のトロフィーを抱く快挙を成し遂げたのだ。
コロラドから来たという現地ファンのペイリーさんは「『BTS』は新型コロナ感染症の状況でも絶えず戦いながら、自分たちの仕事をしてきた。彼らが『AMA』で大賞に輝いた時、努力の結実を見たようでうれしかったし、彼らを誇りに思った」と話した。
中国系カナダ人だというマリッサさんは「BTS」の"AMA大賞受賞"について「アジア共同体すべての勝利」という表現を使った。
マリッサさんは「『BTS』の大賞受賞を見守りながら本当にすごく興奮した」とし、「彼らが最高のアーティストとして選ばれたのは、韓国はもちろんアジア共同体みんなの大きな勝利だ。『BTS』は音楽の力で、"言葉の壁は乗り越えられる"ということを見せてくれた」と話した。
「BTS」は去る5月に発表したシングル「Butter」で、23日「2022 GRAMMY AWARDS」の「BEST POP DUO/GROUP PERFORMANCE」部門の受賞候補にノミネートされた。昨年に続き同じ部門で2年連続でノミネートされたのだ。
2022「GRAMMY AWARDS」は、来年1月31日に行われる。「BTS」はアメリカ最高権威の大衆音楽授賞式の一つである「GRAMMY AWARDS」で初受賞の栄誉に輝くことができるのかに対する関心が高い。
この日に会った多くのファンは、「BTS」の「GRAMMY」受賞に対する期待感を隠さなかった。現地ファンのティファニーさんは「『BTS』はもっとたくさんの賞をもらう資格があるグループ」と言い、受賞の可能性を肯定的にとらえた。
一部のファンは「BTS」が「GRAMMY」の"4大本賞"の1つである”今年のレコード”の候補に選ばれなかったことに対する物足りなさを示した。「Butter」が米国ビルボードのメインチャートである"HOT 100"で合計10回も1位になり、メガヒットとして成功しただけにファンの期待は大きかったようだ。
これに関しては一部の現地メディアも、保守的な授賞式だと言われている「GRAMMY AWARDS」の決定に批判の声を上げたりもした。
カリフォルニア州に住むイザベルさんは「『BTS』が"4大本賞"の候補に挙がることができなくて、とてもがっかりしたが、それでも驚かなかった。GRAMMYは保守的な授賞式だから」という反応を見せた。
続いて彼女は「そもそもGRAMMY AWARDSはチャートの成績や歌がどれほど大きな影響を与えたかは考慮せず、彼らなりの審査方式で受賞者を選ぶという点で閉鎖的な授賞式だ。『Butter』は十分に"今年のレコード"賞に選ばれるにふさわしい曲だと思う」と付け加えた。
ファンは「BTS」が「GRAMMY AWARDS」のトロフィーまで手にして、さらなる別の反響を起こしてくれるのを楽しみにしている。マリッサさんは「『BTS』が"今年のレコード"にノミネートされなくて正直残念だけど、それでも『GRAMMY AWARDS』に2年連続ノミネートされたのは、『BTS』が少しは認められたようでうれしい。『BTS』が『GRAMMY AWARDS』で受賞してメインアーティストとしてちゃんと認められてほしい」と話した。
「BTS」は27日、28日、12月1日、2日の4日間、LAのSofi Stadiumで「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE:LA」を開催する。今回の公演で新型コロナ感染症パンデミックで中止されていたオフラインコンサートを2年ぶりに再開する。
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