障害者への性犯罪を描いた韓国映画「トガニ」
障害者への性犯罪を描いた韓国映画「トガニ」
キム・ワンジュ全羅北道知事は、光州のろう学校での性暴力事件を扱った映画「トガニ」を観覧し「このような事件が起こらないように、徹底的に監視し、社会的弱者に対する保護システムを強化する」と約束した。

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 キム・ワンジュ知事は、道内の障害者生活施設の代表30名と全州市のゴサ洞ある映画館で同映画を観覧した。知事は観覧を終えた後、障害者施設の代表らとの懇談会で「社会的弱者層の中でも特に障害者は、意思表示の難しさにより、誰よりも多くの危険にさらされている」とし、「彼らを保護する施設の関心が要求される」と語った。

 また、「映画を見て、多くの教訓を得た」とし、「社会的弱者に対する保護と人権問題は、行政だけでなく社会全体の持続的な関心と意識改革も重要だ」と強調した。

 現在、道内52か所の障害者生活施設で1836名の障害者が生活している。

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