ソウルのタクシー料金引き上げ議論が本格化…ソウル市、来月5日に公聴会=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウルのタクシー料金引き上げ議論が本格化…ソウル市、来月5日に公聴会=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウルのタクシー料金引き上げ議論が本格化する。

ソウル市は来月5日、‘深夜乗車難解消のためのタクシー料金政策改善’公聴会を行うと23日明らかにした。

公聴会は9月5日午後2時、クァナク(冠岳)区ソウル市交通文化教育院3階の大講義室で関連専門家、タクシー業界関係者、市民などが参加した中で開かれる予定だ。

この場でタクシー運送原価分析結果と深夜タクシー乗車難解消のためのタクシー料金調整改善案が公開される。

タクシー料金調整の主な内容は基本料金の引き上げと深夜弾力料金制の適用だ。

ソウルのタクシーの基本料金は2019年2月に3000ウォン(約307円)から3800ウォン(約389円)に800ウォン(約82円)上がった後、4年間維持されている。今回引き上げられると4000ウォン(約410円)を軽く超えるものと予想される。

タクシー料金の調整は公聴会に続き、ソウル市議会の意見聴取、物価対策委員会とタクシー政策委員会の審議を経ることになる。

公聴会では年末年始を控え、タクシー稼働率増加とタクシー運転手拡充方案も議論する。

深夜時間帯のタクシー需要は、今年4月の社会的距離確保の解除後急増している。しかし、タクシー運転手の他業界への転職や高齢化による夜間運行の回避で、深夜タクシーの供給量は、コロナ以前より5000台ほど減少した1日平均2万台に止まっている。

ソウル市は「社会的合意を導き出すことができるタクシー料金の調整方向を用意する計画だ」と明らかにした。

市関係者は「深夜の乗車難と運転手不足などによりタクシー料金調整が必要だと見て公聴会を開く。料金調整と関連して様々な案を検討している」と述べた。

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