現代ロテムが今回供給する電車は、既存の路線との互換性に焦点を当てながらも、二酸化炭素(CO2)濃度によって電車内に快適な空気を自動供給する空調装置を追加した。非常時の急制動能力を強化するなど、乗客の安全と快適さを維持する技術も適用している。
電車は時速80キロメートルで運行し、現代ロテムが開発した列車総合管理システム「TCMS」が適用されている。「TCMS」を活用すれば、車両基地から列車の状態と故障情報を自動的に分析することが可能になるためメンテナンスコストを減らし、また高効率の運行パターン分析によるエネルギー節減効果も見込める。
現代ロテムの関係者は「今回の台湾での受注は2018年に続く約3年ぶりの成果で、当社による大規模電車事業の遂行実績とノウハウを認められた結果といえる。良質の電車を納品し、現地の鉄道市場を拡大できるよう最善を尽くす」と話している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101