ムン・ジェイン(文在寅)大統領に不適切な発言をしたとして、韓国警察が駐韓日本大使館の相馬弘尚 総括公使に対する捜査に着手する。

 韓国メディア「KBS」は28日午前、日本大使館高官と記者との懇談で相馬氏が不適切な発言をした事案について、警察が捜査に着手すると報じた。

 ソウル警察庁・反腐敗公共犯罪捜査隊は「相馬氏に対する告発事案は警察庁が担当することになり、捜査に入った」と明かした。

 相馬氏の発言をめぐっては、韓国JTBCが去る16日、前日(15日)に行われた日本大使館高官と記者との懇談で相馬氏が「マスターベーション(自慰)」という表現を用いたと報道。日韓関係をめぐる会話の中で、文大統領が「独り相撲をとっている」との趣旨だったと伝えられた。

 同件に対して韓国の市民団体は去る19日、相馬氏が文大統領を言及しながら不適切な表現を用いたとして侮辱と名誉毀損(きそん)容疑で警察に告発した。

 ただし、相馬氏は「外交関係に関するウィーン条約」による外交使節に該当し、逮捕や身柄拘束などは受けない「免責特権」の対象だ。

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