「名刺」は 「명함」

ビジネスには欠かせないもの、「名刺」に関して勉強しましょう。

ビジネスをするときに必ず一番最初に出てくるのはやはり名刺。

人との出会いで初印象が重要であるように、名刺は相手が自分のことを思い出せる重要な役割をする。服装が第2の顔と言うならば、名刺は第3の顔とも言えるだろう。最近は
様々な形や色などを使って自分をアピールする時代になってきたような気がする。



韓国では名刺のことを「명함ミョンハム」と呼ぶ。

名刺はフランスのルイ14世の時に生まれ、ルイ15世の時には現在のような銅版印刷の名刺を社交に使ったと言われている。また、中国では昔から友達の家を訪ねる時、友達
が留守の時には自分の名前を書いて残したという習慣があったという。



さらに、面白いことは日本に長く滞在しているアメリカ人の多くが名刺のことを「Name Card( 日本語の直訳)」
と呼んでいることである。しかし、英語ではBusiness Card
または、Calling Card またはVisiting Cardと呼んでいて、少々の違いがある。

このように長い歴史を持っている名刺は、昔から社交及び社会生活において自分代わりの役割をしてきた。



ここからは、名刺に関する韓国のマナーを説明しましょう。日本とほとんど変わらないが、簡単に名刺の取り扱い方や名刺の交換の時に注意点などを・・・



名刺の取り扱い方

・ 名刺は専用財布やジャケットの中にあるポケット、または名刺入れに保管する

・ 両手で丁寧に交換する

・ 受け取った名刺は大事に取り扱う。(メモは一人にいる時にすること)

・ 名刺専用箱などに整理して保管すること



名刺をあげるとき

・ 一般的に訪問者が先に名刺をあげる。(初対面の時は相手より先に名刺を渡す)

・ 相手がすぐ読めるように渡す

・ 会社名と名前を話しながら礼儀正しく渡す

・ 名刺を準備する前に、相手の名刺をもらうときは、もらった後ですぐ名刺を渡す。



名刺を受け取るとき

・ 名刺を受け取った後は、必ず名前を音を出して読みながら確認する

・ 受け取った名刺は、腰の下には行かないように注意する

・ 相談のときはテーブルの上において見ながら話する



ここでは、名刺を渡すときのシチュエーションを思い出しながら、簡単な会話を学んで見ましょう。



金:안녕하세요? 와우코리아의 김 한국입니다. 잘 부탁드립니다.

アンニョンハセヨ?ワウコリアエ キムハングキムニダ。チャル プタカムニダ。

(こんにちは。ワウコリアのキムハンクックです。どうぞよろしくお願いします。)



田中:네, 안녕하세요? 일본상사의 타나카 타로입니다. 잘 부탁드립니다.

   ネ、アンニョンハセヨ?イルボンサンサエ タナカ タロイムニダ。

チャル プタカムニダ。

(はい、こんにちは。日本商事の田中太郎です。どうぞよろしくお願いします。)



(名前をもう一度声を出して確認しながら)

田中:네, 성함이 김 한 국 씨?

  ネ、ソンハミ キム ハン クックシ?

  (あ、お名前がキム ハン クックさん?



金:네, 맞습니다.

  ネ、マッスムニダ。

  (はい、そうです。)






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