「ちょっと好きになったかもしれない人」ができたとして、その人のどこが具体的に好きなのかわからない時ってありませんか?もし「ある」という方は、それについて不安を感じることがあるかもしれません。理由がないのに好きなのはいい加減ではないかと。しかし、好きなところがわからないのは実はごくごく普通なのです。

なぜなら、人間の感情は言葉で説明できるものばかりではないからです。好きという感情の発露は、相手が何かをしたから好きになるというパターンや、相手のしぐさや見た目から好きになるというパターンだけでできるものばかりではありません。




よく、相手の好きなところをたくさん言える人がいますが、それは感情を肯定するため、説得力を増すために後付けされたことも含まれていたりします。本人にとっては無意識でも、好きという理由を言葉という確固たるもので確かめたいという欲求があるのです。

ですから、「好きに理由はない」という感情の構成パターンを思えば、好きな相手のどこが好きかわからないのは別に不自然なことではありません。むしろ、遺伝子レベルで好いている、言葉にできないほど居心地の良い感情が身体の中に流れているという、ポジティブなイメージを意識しましょう。




理由付けは後からいくらでもできますが、一番難しいのは、好きな理由がないのに好きになることではないでしょうか。本能から来ているこの部分は、何より大切にしなければならないものです。そしてこのようなパターンの恋はかなり本気になりやすいです。

恋愛をすると色々と細かいことでも悩んでしまうことがありますが、考えても答えが出ないことが頭の中をぐるぐるしているのなら放っておきましょう。考えることをやめようと思っても無理な話ですから、落ち着くまで自然に身を任せて置けば良いのです。どうしても気になり、まだ告白をしていないなら気持ちを伝えることで落ち着かせるという方法もありますね。

(C)wowKorea