どうもお腹の調子が悪いなと思ってたり、女性には多いらしいからと我慢していたりする人がいるようですが、本気で治したいならある食事療法があります。これはまだ日本ではあまり知られておらず、消化器内科ですら言葉にしないことが多いものですが、低FODMAP(フォドマップ)と呼ばれています。今回はこの食事療法でお腹を改善する方法についてご紹介します。

フォドマップとは、ある人のお腹にとって悪い要素の4つをまとめて言ったものです。これらのうち、どれがあなたの腸に悪さをしているのかを調べるのです。所説ありますが、まずは3週間ほどこれらの悪い要素を取り除いた生活を送ります。食べてよいものと悪いものは書籍やネットで調べられます。




そして3週間経って調子が良いようなら、もしかしたらあなたのお腹はフォドマップが原因で痛くなったり便秘になったり下痢になったりしていたのかもしれません。それがわかったら、そのままの食事法では食べられないものが多いので、4つのうちどの要素がお腹に悪さをしているのか1つずつ調べていきます。

1週間に1つずつ要素を食べ、お腹が悪くなるかどうかを様子見します。こうすることで、どの要素が自分にとって悪いのか、はたまた食べても影響が出ないものなのかを判別していきます。




低フォドマップといっても、お米やお肉、魚全般は食べられるのでそこまで厳しい制限はありませんが、しかしみりんと小麦がいけないのがかなり制限される理由です。これによって調味料が制限されたり、市販で売っているものはほぼ食べられなくなるので自炊が基本となってきます。

毎回自炊をするのは大変ですが、お腹のあの痛みをなくすためならやってみようと思えるのならやる価値はあります。書籍を買うか、病院でやり方を聞くか、ネットを頼りにしてみるか、継続してせめて自分のお腹が悪い原因を見つけてみてはいかがでしょうか。それがわかるだけでも結構な成果です。

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