
LGBTはかなり認知されてきましたが、皆さんはグレーセクシュアルという言葉を知っていますか?聞いたことすらないという人も多いでしょう。これも性的マイノリティの一つで、ありていに言えば非恋愛体質です。今回は、あなたもそうかもしれないグレーセクシュアルについて掘り下げていきます。
グレーセクシュアルとは、人に対して性的欲求がわきづらい人と定義されます。しかし、グレーロマンティックという人に対して恋愛感情がわきづらい人も含められることもあります。そもそも感情というもの自体が曖昧なので、とても限定的な時のみ恋愛感情を抱くと表記されたりと、定義すら安定していません。ですから、ありていに言えば非恋愛体質が一番わかりやすいのです。

もし学生時代、周りが男子に色めき立っている時に恋バナに興味が持てなかったり、大人になってもなかなか好きというものがどんなものかわからなかったりするならば、グレーセクシュアルなのかもしれません。
勝手に世間は恋愛を皆が興味のある話としていますが、それに当てはまらない人だっています。完全に人の恋愛感情を持たないとなるとまた違う言い方があるのですが、曖昧で自分でもよくわからないならこのグレーセクシュアルという言葉を使って自分自身を表せるでしょう。

感情の持ち方をこれだけ細分化する必要があるのかと問われれば、そうでもないのかもしれません。ですが、自分が周りと違うことに違和感を感じて過ごしてきたのであれば、自分が所属するカテゴリーがわかることで安心できます。そのためにグレーセクシュアルという言葉を使うのもアリでしょう。そして自分以外にも自分と同じ人がいたことがわかるとさらに安心できます。
自分がどのような人間か再確認できることもあるので、無理をして周りに合わせて恋バナに付き合う必要はもうありません。自分が興味ないものに関して興味を持てと言われてもできないものです。自分らしく生きましょう!
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