フルタイムより働きやすいと、特に女性に人気の派遣社員。確かに、1日8時間働かなくて済むなら結婚や出産、育児という様々なライフステージに対応できそうですし、働く期間と働かない期間を自分で決められるのでメリットも多そうですよね。ですが、派遣社員には意外と知られていない事実がありました!

派遣社員というと、数年働いて契約が切れるイメージはありませんか?それ、実は正しい情報ではないのです。正確には、派遣社員の契約は3ヶ月程度で切れてしまうのものが多く、数年間もの契約はできません。継続して働けているのであれば、それは契約が一度終わり、また改めて新しい契約を結んでいるだけなのです。




契約を更新していることから数年間にわたって働けるというイメージが派遣社員についてしまったのかもしれませんね。けれど、実際はそう簡単に長いこと働けるわけではなく、契約が切れる度に働けるか決められるのです。

なぜ長い期間の契約がないのかというと、それは法律でなくなってしまったからです。かみ砕いて言えば、正社員になれると期待して長い間派遣社員の立場で頑張ってきた人でも、企業が正社員として採用しないケースが目立ってきたからです。下手に希望を持たせてずっと派遣社員として働かせることはいけないことだという判断が下りました。




しかし、社員になるよりも派遣社員として働いた方が気が楽だという意見もあります。残業がなく、できる仕事も限られていることからそこまでのプレッシャーを感じずに済むということ、毎日早く帰宅できるということがメリットですね。

ただ、企業によっては断りづらいこともあるそうなので、ここは周りの理解が必要になってきます。善意で残業をしていても、お給料はその企業からは出ません。派遣会社が予期せぬ出費として支払うことになるので本当なら断るべきなのです。

このように、派遣社員のことは一般にはまだあまり知られていないことが多いようです。もし興味があって就職したいのであれば、仕事内容や契約内容をよく確認してみましょう。

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