マリッジブリー、聞いてはいたけれどまさか自分がなるとは…。そんな人も多いはずですが、基本的にこれと言った明確な対処法がないのが事実です。気の持ちようだとか、気分転換をすれば良いとか、式が終わればすっきりすると言われたりします。では、マリッジブルーに陥った時にはどうして過ごすのが良いのでしょうか。

マリッジブルーで怖いのは、気落ちです。東洋では何かと「気」という言葉を使いますが、マリッジブルーの場合は体ではなく心に元気がないことを指します。そして病は気からと言うように、それが体にも伝染することがあるのです。




ということは、その気落ちを防ぐ、または軽く済ませる方法を知っていれば良いのですよね。自分で対処できるレベルであれば、ベタですが深呼吸がおすすめです。循環器が悪くて動悸や息切れがした時や、精神的に不安なことがある時に気が楽になります。

コツは、普通の深呼吸より吐くことに意識を向けることです。呼吸を深くしようとすると多くの人が吸うことに意識を向けるのですが、実は反対なのです。肺は空気を出したその反動で空気を吸えるようになっているので、吐いた分だけ自然と空気が入ってきます。




ただ、普通に吐くと息を吸う量の方が多くなってしまいがちなので、鼻で吸ったら口をすぼめて吐くようにしましょう。すぼめるのは、口から一気に空気を出してしまわないようにするためです。これを数回繰り返してゆったりとした気分を取り戻してみましょう。

マリッジブルーに限らず、原因がわからない不安感というものは人間誰しもあるものです。周りには見えないことから皆が元気そうに見えますが、実はそうではありません。皆何かしら不安と戦っています。その戦う方法がはっきりしていれはいいのですが、今のところ気落ちしないようにするにはこういった気を静める策がメジャーと言われています。

良いことがあるはずなのに不安になるのはどうしてと自分を責めず、答えが出ない疑問を抱き続けないようにしてください。そうすればゆっくりと良い方向へ向かっていくはずですから。

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