
普段からやっておかなくてはならないのに、うちに危険はないだろうという根拠のない自信から防災グッズを用意していない人がいます。確かに災害が自宅付近で発生するリスクはそう高くはないかもしれませんが、今の時代は台風や地震以外に、豪雨も災害化しているため甘くは見られません。暑さだって危険域に入っているので、停電でクーラーが使えないとなれば命とりです。
昔ではなく今の災害に合わせて防災グッズを用意するなら、豪雨災害に備えてスニーカーを新たに追加しておきましょう。雨というと長靴を用意する人がいますが、それでは雨が長靴の中に入ってきた時にとても動きづらくなってしまいます。よって、安全に動けるスニーカーの方が良いとされています。

また、夏場は日本も亜熱帯化してきているため、その時期の停電は身体に応えるものでしょう。最近はミニクーラーが発売されているので、これを買っておくのも手です。気化熱の原理で風をより涼しくしてくれるものです。電力はクーラーと比べてかなり少ないので、発電機からの電気をあまり使わずにいられます。
このような防災グッズは、用意する場所も大事です。1か所にだけあるのは実はまだ十分な対策とは言えず、数か所に分けて置いておくことが推奨されています。災害で防災グッズの保管場所が崩れたり、そこまで行けない場合もあります。玄関に1つ、寝室の1つ、ガレージに1つと分けて置いておきましょう。

ペットがいるなら、ペットケージの他、避難所生活でも役立つ折り畳み式サークルをリュックに入れておくのも良いでしょう。避難所は人しかいないイメージですが、飼っている犬や猫だって当然避難しなければいけません。となると、やはり周りの迷惑にならず、かつペットになるべくストレスを与えない場が必要になります。
これを期に、今の時代にあった防災グッズを複数用意してみてはいかがでしょうか。万が一の時に命を守るだけでなく、避難生活を少しでも楽にしてくれます。
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