
オンライン漢方相談サービス『わたし漢方』が、これからの季節に起こりがちな「春の名もなき不調」のセルフチェックリストを公開しています。
1年の中でも自律神経のバランスが崩れやすいと言われる春。なんとなく調子が悪いと感じているなら、まずはセルフチェックをしてみては?
◆「春の名もなき不調」をセルフチェック!
食欲や気力がわかない。下痢や便秘などお腹の調子がすぐれない。イライラしたり寝付けなかったりする。といったなんとなく不調な感じや、肩こりや吐き気、頭痛やめまいなどのつらい症状まで、ひとつでも思い当たる節がある人は、「春の名もなき不調」予備軍の可能性があるそうです。
病院にいくほどではないけど不快でつらい。そんな春の不調は、なぜ起こるのでしょうか?
◆「春の名もなき不調」の原因とは?

「春の名もなき不調」の原因のひとつとしてあげられるのが、自律神経のバランスの乱れです。
自律神経は内蔵の働きや体温など、身体の機能をコントロールする役割を担っており、体調の変化にも大きな関りがあります。
自律神経に、昼間の活動時間に活発になる交感神経と、夜などのリラックス時に活発になる副交感神経の2種類があることは、きっとみなさんもご存知のはず。
私たちの身体は、このふたつがバランスをとることで、健康状態を保っています。
つまり、バランスを崩すと心身に不調が表れるのです。
ではなぜ、春に自律神経のバランスが崩れてしまうのでしょうか?

それは、春に生活環境が変化することが多いから。
入学や就職、転勤などの生活環境の変化に付随して、生活リズムが変わったり、人間関係が変わったりしますよね。また、気温や気圧も変化します。
こうした何気ない「変化」による心や身体へのストレスが、自律神経のバランスを崩すひとつの原因と考えられています。
◆「春の名もなき不調」の予防は?
漢方の理論上、陰から陽に変わる春は、自律神経にも関係する「肝」のバランスが崩れやすく、「気」の巡りが悪くなるそう。そのため、予防には「気」の巡りを良くすることが推奨されています。
アロマでの芳香浴や軽い運動、ぬるめのお風呂につかるなど、ストレスを溜め込まず生活リズムを整えていくのがまずは大切。
また、漢方を利用するのもひとつの手です。
『わたし漢方』では、LINEで身体の悩みを薬剤師に相談でき、自分にあった漢方薬を自宅に配送してもらえます。
忙しくてリラックスする時間がとれない人などは、漢方が心強い味方になるかもしれませんよ。
(C)wowKorea