
顔には洗顔フォーム、身体にはボディーソープ…。香りが良いものや美容成分を含むものなど、趣向を凝らしたさまざまなアイテムがある中で、おしゃれ女子が愛用してるのは純石鹸なのだそう。
◆純石鹸とは?
純石鹸とは、石鹸成分98%以上の、合成物質などの添加物を一切含まない石鹸です。残りの2%は製造過程でわずかに残った油脂などがあるため。つまりは石鹸素地100%で作られています。
1番の役割である「肌を清潔にする」ことを純粋に遂行してくれるシンプルな石鹸のため、天然成分であってもオイルやグリセリンなどの添加物は加えられていません。
その点、石鹸によって保湿効果やピーリングなど、得たい効果や目的がある場合は不向きです。
また、純石鹸は弱アルカリ性のため、肌への刺激が気になる人もいるかもしれませんね。

◆なぜ人気?純石鹸のメリット
それでもなぜ、おしゃれ女子に純石鹸が人気なのかというと…先にも触れたように、「合成物質を含まない」のがひとつの理由。とくにメリットが大きいのは、合成界面活性剤が使われていないという点です。
石鹸の成分も界面活性剤のひとつと言えますが、石油由来の合成界面活性剤と違って天然の脂肪酸とアルカリ剤で作られています。そのため環境への優しさで言えば、断然純石鹸。
また、肌に残りにくいため、合成界面活性剤による肌への悪影響がありません。
さらに、弱アルカリ性である純石鹸は、角質を柔らかくしてくれる作用があるのもメリットです。
◆人気の純石鹸3選
肌の洗浄目的で言えばメリットが大きく、環境にも優しい純石鹸。ここでは、洗顔や身体洗い用に人気の純石鹸をご紹介します。
1.牛乳石鹸|カウブランド 無添加せっけん
純度の高さが魅力の釜炊き製法で作られたカウブランドの無添加せっけん。原料の天然油脂の保湿成分が残っているため、しっとり優しい洗いあがりです。
2.ミヨシ|無添加 白いせっけん
こちらも釜炊き製法で丁寧に作られた純石鹸です。新鮮さをたもつ脱酸素フィルムパッケージのため、作りたての石鹸のよさを実感できます。
3.ねば塾|白雪の詩
障碍者の自立支援を目的にスタートしたねば塾。石鹸づくりだけに真摯に向き合い作られる石鹸は、シンプルながら質の良さが際立ちます。『白雪の詩』は雑貨扱いの石鹸ですが、密かに洗顔や身体用の石鹸として愛用する人も多い人気の石鹸です。
洗浄力の強さから、顔や肌に使うには賛否両論ある純石鹸。でも、シンプルなケアで肌本来の力を呼び覚ますのに、とってもおすすめです。
自分の肌と向き合い、環境のことも考えながら、純石鹸でシンプルケアをしてみませんか?
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