
妊婦さんになると、気をつけなくてはならないことが沢山あります。普段の生活の中で特に気をつけることと言えば、食事ではないでしょうか。いざ妊娠してみて、何を食べていいのか、食べていけないのか…難しいですよね。では、妊婦さんの食べてはいけないものや、食べすぎてはいけないものなどをご紹介します。
アルコール…×
これは基本中の基本ですが、アルコール類は絶対に飲んではいけません。妊娠中の飲酒は、胎児に影響を与えてしまい、流産や早産、先天異常などの原因になる可能性があります。お酒以外にも、デザートに洋酒が使われているものなどといったお酒が含まれている食べ物などにも注意が必要です。お酒がどうしても飲みたい場合は、アルコール分0.00%のノンアルコールビールにしましょう。
カフェイン…△
飲み物を飲む際に、カフェインが入っているかどうかのチェックをしましょう。代表的なカフェインの含まれる飲み物と言えば、コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶、コーラなどが挙げられます。ただし、全く飲んではいけないわけではなく、カフェイン摂取量を1日200mgまでに抑えれば大丈夫ですので、1日1杯程度でしたら問題ありません。それでも気になる場合は、ノンカフェインのコーヒーに変えたり、ルイボスティー、麦茶などのカフェインの含まれない飲み物に切り替えましょう。

ナチュラルチーズ…△
ナチュラルチーズとは、カマンベールやウォッシュなどの加熱殺菌を行なっていないものであり、リステリア菌が含まれていることがあります。リステリア菌は、食中毒を引き起こす恐れがあり、胎児に影響を与えてしまう可能性があります。リステリア菌は熱に弱いのでしっかり加熱して食べるようにするか、加熱殺菌されているプロセスチーズを選ぶようにしましょう。
魚類・甲殻類…△
ナチュラルチーズと同様、魚(刺身や寿司など)や甲殻類は食中毒を引き起こす可能性があります。また、ミナミマグロやキンメダイなどには水銀が含まれており、水銀を摂りすぎると胎児の発達に影響を与える場合もあるため、注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。妊婦さんは食事に気をつけなくてはならないことが多く、大変でありますが、一番大切なことはストレスを溜めないことです。食事で神経質になりすぎてストレスを抱えてしまうことが一番身体に良くありません。つわりなどで食べられるものも限られてくる妊婦さんもいらっしゃるかと思いますので、最低限の食事のルールに気をつけて、無理なく楽しく食事をするように心掛けましょう。
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