「高保湿」「アンチエイジング」「美白」など、さまざまなタイプが店頭に並ぶ化粧水。これらの違いと言えば、配合されている成分です。
中でも、大人の女性の多くが悩みがちな“乾燥肌”のための化粧水はたくさんあり、何がどう違うのか…迷ってしまいますよね。

そこで今回は、よく耳にする成分の中から、乾燥肌向けの成分についてまとめました。

乾燥肌向けの化粧水には、さまざまな保湿成分が配合されています。保湿成分には

・肌を柔らかくしてコンディションを整えるもの
・肌表面に水分を集めるて保湿するもの
・肌のバリア機能を改善して保水機能を高めるもの

の、主に3種類があります。
同じ保湿成分でも得意とする効能や相性に違いがあるため、まずは成分の特性や効能を把握することが大切です。




1◆浸透型ヒアルロン酸Na
多くの保湿化粧水に配合されるヒアルロン酸は、もうお馴染みの成分ですよね。主に水分を集め、肌表面にとどまることで保湿する成分として配合されています。

2◆プラセンタ
プラセンタは、豚の胎盤から抽出されるエキスです。化粧品に配合される場合は、主に美白目的が多いですが、皮膚を柔らかくしてコンディションを整える保湿作用もあります。

3◆浸透型コラーゲン
たんぱく質の一種、コラーゲンは、皮膚の保水性や弾力性に欠かせない成分です。化粧水には、主に豚や鳥、魚介類由来のコラーゲンが使われ、いずれも水分を保持する機能に加え、肌機能を改善して保水力を高める効果が期待できます。

4◆セラミド
細胞間脂質の主要成分セラミドは、潤いを保つとともに、バリア機能としても働く成分です。そのため、老化などでセラミド量が減ると、乾燥しやすく荒れやすい肌になってしまいます。

化粧水などでセラミドを補うことは、肌のバリア機能を改善して保水力を高める目的の他、水分を保持することにも役立ちます。

5◆ハトムギエキス
植物性の天然エキスとして、多くの化粧水に採用されるハトムギエキス。肌に潤いを与える保湿効果が期待できる成分です。その他、美白や抗炎症作用を目的に化粧水に配合されることもあります。




エキスなどの成分を把握して化粧品選びをすると、自分と相性のいい成分・悪い成分が分かるようにもなります。
同じ乾燥肌でも人によって必要な成分は違うので、成分目線で化粧水選びができると、失敗も少なくなりますよ!

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