仕事や人間関係などで何か困難にぶつかると、自分に対する自信を失ってしまうもの。しかし、そんなときこそ、どうすれば自信を取り戻せるのか理解しておくことが大切です。そこで今回は、自信を喪失してしまう原因やその対処法を紹介します。

○自信をなくしてしまう原因って?




自信を失う原因はさまざまですが、よく見られるのは、失敗や挫折です。何かに挑戦して上手くいかなかったり、ミスを繰り返してしまったり、その経験が自己評価を下げてしまうことがあります。

次に、他人との比較も自信を失う原因です。SNSや周囲の成功した人たちを見て、「他人は上手くいっているのに、自分は何もできていない……」と感じてしまうのはよくあること。

さらに、過度なプレッシャーも関係しています。周囲からの期待や自分自身に課した高い目標に対してプレッシャーを感じると、その重圧に押しつぶされて自信を喪失することがあります。

○自信を取り戻すための対処法は?




・小さな成功体験を積み重ねる

目標や夢が大きすぎたり、自分のペースに合っていなかったりすると、なかなか結果を出せず自信を喪失する原因に。まずは大きな目標に取り組む前に、小さな目標を設定して、それを達成することで成功体験を積みましょう。成功を実感できると、自信が回復するはず。

・自分を否定しない

自信を失ったとき、「自分はダメだ」といった考え方に囚われることが多いですが、そんなときこそ意識的にポジティブな言葉を自分にかけるようにしましょう。自分のいいところや過去の成功体験を振り返り、自己肯定感を高めることが大切です。




・他人と比較するのではなく過去の自分と比較する

SNSなどでは他人の成功ばかりが目につき、どうしても劣等感を抱きがちです。ただし、能力は人それぞれなので、「他人と比べても意味がない」と思えるようになることが大切。他人と比較するのではなく、過去の自分からどのくらい成長できたか自己成長に焦点を当てるのがおすすめです。

・好きなことをして気持ちを切り替える

自信がなくなったときは、無理に前向きになろうとするのではなく、好きなことをして自然に気持ちを切り替えるのもよいでしょう。趣味などに打ち込むことで、心が軽くなり、視点を変えることができるはず。

なお、失敗や挫折は誰にでもあるものです。重要なのはその経験をどう捉えるか。怖れるのではなく、「失敗や挫折を経験してこそ成長できる」と考えると、自信を失うことなく前進できますよ。

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