一時期大ブームを見せた塩麹ですが、一度買ってみたものの活用方法が分からず続かなかった、美味しいけどやっぱり調味料としてはちょっと高くてやめてしまった、なんて方も少なくないと思います。

お味噌などと同じ発酵食品と聞くと難しいイメージを抱きがちですが、意外にもご自宅でも簡単に作ることができます。今回はその作り方と活用方法をご紹介いたします。


<用意するもの>
A・米麹 100g
A・塩 35g(米麹の重量に対し35%)
・水 Aがひたひたに浸かる程度

<作り方>(参照:http://marukawamiso.com/recepi/siokouji-recepi.html
1.Aをまんべんなく混ぜ合わせ、透明なガラス瓶またはプラスチック容器に入れます。
2.材料がひたひたに浸かるくらいの水を入れて、乾いた箸などで混ぜて水分をなじませます。
3.あとは一日1回~2回、乾いた箸で上下を入れ替えるように混ぜて「美味しくなぁれ」と念じるだけ。
4.常温で大体1週間ほどすると、表面に小さな気泡が現れてきます。全体にトロみがでて、味見をしてほんのり甘さのある“あましょっぱい”美味しさを感じたら完成です。

夏季は冷暗所で3~4日、あるいは冷蔵庫で一週間。
冬季は10~14日ほどかかる場合もあります。室温によって発酵期間に差が生じますので、毎日混ぜるときに味見をしてみると良いでしょう。






いかがですか?仕込みというと面倒だと思われるかもしれませんが、材料を混ぜ合わせてしまえばあとは菌たちが発酵作業をせっせと進めてくれますので、人間はかき混ぜてあげるだけ。

ほとんど放置しているだけで出来てしまいますよ。
他の調味料にはない、まろやかな味わいが特徴。出来上がったら次は、料理に使って楽しんでみましょう。


<使い方>
・ドレッシングで味わう…塩麹にオリーブオイル、ワインビネガー、パセリ、白コショウなどをまぜるだけ。洋風アレンジの簡単ドレッシングになります。パスタソースなどに作り変えてもおしゃれですね。
・お肉や魚に旨みをプラスする…買ってきたお肉やお魚を、そのまま塩麹に漬けてしまいましょう。密閉できるビニール袋に塩麹と酒少々を入れて丸一日~二日漬けると、ギュッと身がしまって美味しい姿に大変身します。程良い塩加減もあるので、漬け汁から出したらそのまま煮物や焼き物にすると便利です。ささみはまるで、ハムのようになりますよ。
・即席マヨネーズ…サラダを作ったのは良いけど、マヨネーズが切れていた…!そんなとき、塩麹があれば即席で作ることができますよ。牛乳または豆乳にお酢、なたね油と塩麹などを混ぜてミキサーで混ぜます。(参照:http://marukawamiso.com/recepi/tounyumayo.html


この他にも、スープの味付けや焼き肉のソースなど、色々と応用できます。


美味しく食べながら、乳酸菌の力でお腹の調子も整えることができる嬉しい調味料、塩麹。一度、自家製の手軽さを体験してみてください。これなら続けられるかも、と思っていただけるはずです。改めてその効能も見直して、普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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