ワクチン接種後の死亡11人 8人は因果関係なし=韓国当局が暫定発表
【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁を中心に政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」は8日、ワクチン接種後に死亡した11人のうち、1回 目の検討が終わった8人については、ワクチン接種との因果関係はみられなかったとする暫定的な分析結果を発表した。
【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁を中心に政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」は8日、ワクチン接種後に死亡した11人のうち、1回 目の検討が終わった8人については、ワクチン接種との因果関係はみられなかったとする暫定的な分析結果を発表した。
韓国・ソウル市で、計3万6876人が新型コロナウイルスワクチンの1次接種を実施した中、副反応と疑われる申告が467件確認された。
現地当局は「ワクチン接種による副反応に血液の凝固障害はない」との立場を明かしながらも「万が一の因果関係を確認するため、死 因を徹底的に調査する」と伝えた。
副反応の申告事例は860人に増え、このうち6件はアナフィラキシーショックが疑われる事例、1人はけいれんが報告され、死亡は4人が追加された。
浄化処理をすればほとんどの放射能が除去されるとはいえ、汚染水の海への放流 については様々な関係者の勧告があり、依然として論争の種として残っている。
特に、死亡した2人の患者は療 養病院に入院する患者で、当局は遺族の要請で基礎疾患の有無や基礎疾患の種類などは明らかにしなかった。
疾病管理庁の関係者は「接種後2時間以内に呼吸困難、じんましんなどの症状が でたケースで、アナフィラキシーとは異なる」とし、3人中2人は症状が収まり、1人は観察が必要な状態と説明した。
疾病管理庁によると、英国ではファイザーとアストラゼネカのワクチン接種後に402人の死亡例が報告され、ドイツでも113人が死亡したと報告されたが、このうちワクチンの接種と関連がある例は確認されていない。