オミクロン死亡者増加...火葬件数の急増により死亡3日以内に火葬ができない事例も=韓国
韓国の保健福祉部が11日、最近の死亡者増加および火葬施設の需給不足で火葬予約が難しく、死亡後3日以内に火葬できない事例が増加していると明らかにした。
韓国の保健福祉部が11日、最近の死亡者増加および火葬施設の需給不足で火葬予約が難しく、死亡後3日以内に火葬できない事例が増加していると明らかにした。
当局は加えて、同日新たに41歳~105歳まで195人(男性126人、女性69人)の死亡が確認され、このうち178人が65歳以上の高齢者であり、145人が新型コロナウイルスのワクチンを接種していなかったと明かした。
8日、韓国中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準、新型コロナ新規感染者は20万2721人と集計された。
20代の女子大生が韓国キョンサンプクト(慶尚北道)ポハン(浦項)の外郭道路を走っていたタクシーから飛び降り、後ろから来た車にひかれて死亡する事故が発生した。
オミクロン致命率が季節型インフルエンザとほぼ同じなのは3次接種完了者に関してのことで、未接種者はオミクロンだとしても季節型インフルエンザよりさらに高い致命率になるため、接種を受けるよう勧告する」と強調した。
新型コロナウイルスの新規感染者が、24万3628人(6日午前0時基準)を記録している中で、死亡者がこの1週間で1000人(6日 161人を含め)を越えた。
2002年生まれの彼が満20歳の誕生日を2か月後に控えて亡くなった事実に、スポーツ界をはじめ全世界から哀悼の声が上がっている。
両方とも年齢が高くなるほど死亡者数とその割合が増えるのは同じだが、30代以下では感染による死亡者数は78人だったが、ワクチン接種による疑い事例は106人となり、35.9%も多かった。
先月(2月)25日からの感染者推移は、16万5889人→16万6201人→16万3562人→13万9626人→13万8993人→21万9241人→19万8749人だ。
そして、「重症者病床を2700床以上確保したことで、重症者が増加しているにもかかわらず稼働率が50%に維持されている」とし、「高いワクチン接種率のおかげで致命率も低く維持されている。
オミクロン株の大拡散により韓国の新型コロナウイルス累積感染者が320万人を超える中、1日午前0時基準の死亡者は112人を記録し、2日連続で100人を超えた。
前日(25日)の16万5890人より319人増えており、同曜日基 準で前週(19日)の10万2206人に比べると6万4003人、2週間前(12日)の5万4938人よりは11万1271人増加している。