「BTS」のアルバムジャケットの写真撮影地として有名なサンチョク(三陟)市メンバン(孟芳)海水浴場の「BTS」関連の造形物がすべて撤去されます。
三陟市は、「BTS」の所属会社が昨年11月、「『BTS』の知的財産権に対する無断使用中止」を通知したと伝えました。
「BTS」の所属事務所HYBEは三陟市に「三陟市は孟芳海辺に当社の登録商標である『BTS』とアーティストの姓名、著作物などを許可なく無断で使用している」とし、「該当地域の当社の知的財産権に関する物品をすべて撤去してほしい」と要求しました。

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特に「『BTS』の『Butter』はビルボードホット100で通算10週1位をしたヒットした曲で、『Butter』のアルバムジャケット撮影に使用されたパラソルやサンベッド、ビーチバレーボールのネットなどの視覚的要素はすべて当社の成果」として 「このような状況で三陟市が『BTS』のグループ名を無断で使用し、アルバムコンセプトフォトイメージを利用して観光客を誘導するのは不正競争行為に該当する」と付け加えました。


三陟市は、孟芳海辺に「BTS」の造形物などを設置していたが、法的理解が多少不足していたことを認めました。
三陟市はフォトゾーンの場合、「BTS」ファンの訪問が相次いでファンの思い出が込められた場所となっているため、「BTS」撮影地という名称のみを使用したり、後に公式に承認手続きをする方向で協議を進めたが受け入れられなっかったそうです。

これに伴い三陟市は、12日まで孟芳海岸内の「BTS」関連の造形物をすべて撤去するのに続き、今月中に市役所のホームページや観光冊子、案内板などに掲載された「BTS」の撮影地などに関する文章をすべて削除する予定です。
市の関係者は「昨年2021年当時、『BTS』の所属事務所と孟芳海岸内の『BTS』の造形物の設置などによる事前協議を進めようとしたが、連絡が届かなかった」として「ただし、公的な領域で『BTS』関連の観光資源化を推進し、『BTS』のファンに素敵な思い出をプレゼントできるという点などに対する意見が合わず、結局撤去するしかなくなった」と話しました。