『リトル・マーメイド』は、ティーザー映像やポスターが公開された時点から、キャスティングや原作への改変など、さまざまな論争を巻き起こしました。特に主人公アリエルの友達であり、魚のフランダーとカニのセバスチャン、そしてカモメのスカットルの過度にリアルなビジュアルは、大衆を衝撃に陥れました。

監督のロブ・マーシャルはインタビューで、「魚のように見えないヒラメを作ったり、カニのように見えないカニを作ることはできなかった」と述べ、「避けられない選択肢だった」と語りました。そして、「映画を完全に超現実的にするためには、原作アニメーションの一部を切り取らなければならなかった」と告白しました。

実際に今回のリメイク作品『リトル・マーメイド』からは、「Les Poisson(ル・ポワソン)」のナンバーが抜けています。原作では、「Les Poisson」は人間のシェフが魚料理を作りながら歌う曲です。この曲が流れるシーンでは、カニのセバスチャンはシェフに捕まり、恐ろしい目に遭いそうになります。

ロブ・マーシャルは、「このシーンは完全に土曜の朝のアニメみたいなものでした。私たちがこの作品を撮影しても絶対に入れなかったでしょう」と述べ、「また、ストーリーとは全く関係のない内容だったため、含めなかった」と説明しました。