10月24日放送の「1泊2日」。PDからゲームの説明を聞くメンバーたち。(画像:画面キャプチャ)
10月24日放送の「1泊2日」。PDからゲームの説明を聞くメンバーたち。(画像:画面キャプチャ)
俳優キム・ソンホが女性スキャンダルで降板したKBSの看板バラエティ「1泊2日シーズン4」。番組側は、キム・ソンホの降板発表と共に、すでに撮影を終えている分に関しては最大限編集をし、視聴者を不快にさせないと明かしていたが、それが10月24日(日)に放送された。

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レギュラー出演者の突然の降板で、急遽編集作業に追われたこの日の放送は、告知されていた通り、キム・ソンホのソロショットや声はほぼカットされており、団体フルショットや体育館でのゲーム説明の俯瞰ショットなど、切れないか所はそのまま使用されていた。トレンチコートで100個のロウソクを消すゲームがあり、DinDinが挑戦したとき、真っ先にキム・ソンホが反応したため、そのシーンだけはキム・ソンホのリアクションもバッチリとらえられていたが、それ以外は見切れているか、丸々カットだった。

幸い(?)キム・ソンホの立ち位置が端になることが多く、車内でも後部座席に座っていたので姿はカットしやすかったかもしれないが、この番組はレギュラーメンバー6人の掛け合いが面白さでもあるので、編集することによってそのバランスが崩れ、その場のノリが不自然にぶつぶつ切れるような感じになっていたのは否めない。

それに、ゲームではメンバーたちがお馴染みのジャージを着ていて、キム・ソンホは緑色だが、色で誰なのかすぐに判別できるため、それがチラチラ映るのも逆に気になり、番組に集中できない要素にもなっていた。

とはいえ、今回の分はなんとか上手く編集をして乗り切れたようだ。旅の企画は「第1回秋男選抜大会」をテーマに、ゲームや投票を通じて、メンバーたちの順位付けするものだったが、上位は1位RAVI(VIXX)、2位ムン・セユン、3位ヨン・ジョンフンで、最下位はDinDinだったので、ヘン顔メイクのDinDinが、RAVIをリヤカーに乗せてパレードをする華々しい(⁉)エンディングを飾れた。

だが、これで終わったわけではない。次の旅が始まり、テロップでは「10月の新しい旅」と出ていた。しかも、よりによって3か所に分かれ、2人1組のペアで回る旅のようだ。ヨン・ジョンフン&キム・ジョンミン、DinDin&RAVIペアの登場シーンはあったが、キム・ソンホとペアとなったムン・セユンのシーンはカットされていた。ある意味、ムン・セユンにも被害が及んだ形になり、次回本格的な旅の模様が公開されるが、またどのように編集されるのだろうか。

なお、この日の放送は気になっていた人が多かったのか、KBSの看板バラエティというブランド力の強さなのか、視聴率は前週より0.4ポイントアップの10.5%(全国基準・ニールセンコリア調べ)だった。裏番組のMBC「覆面歌王」は6.9%、SBS「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り」は5.5%だったので、「1泊2日」が地上波放送の同時間帯1位を獲得。さらに、瞬間最高視聴率は次の旅のコンセプトが公開された瞬間で、15.6%を記録している。

番組放送後、視聴者掲示板には編集したスタッフを労う声や、番組を楽しく見たとし、キム・ソンホの降板を肯定する派と、犯罪を起こしたわけでもないのにひどいとし、キム・ホンホの降板に反対する派とで賛否両論となっている。

昨年の「KBS芸能大賞」では、キム・ソンホがショーバラエティ新人賞、ヨン・ジョンフンがショーバラエティベストエンターテイナー賞、DinDinがショーバラエティ優秀賞、ムン・セユンがショーバラエティ最優秀賞を受賞し、最高の番組賞も「1泊2日」が獲得するなど、この6人でスタートしたシーズン4も軌道に乗り、安定していただけに、キム・ソンホの降板は残念でならない。

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