「すべて成し遂げた」と思うほど人生に満足していた経歴25年の製紙専門家マンス（イ・ビョンホン）。妻ミリ（ソン・イェジン）と2人の子、ペットの犬たちと共に幸せな日常を送っていたマンスは会社から突然解雇通知を受ける。

「すみません。仕方がありません。」

首が切られるような衝撃に苦しんでいたマンスは、家族のために3カ月以内に必ず再就職すると誓う。その誓いが顔負けするほど、彼は1年以上スーパーマーケットで仕事をしながら面接会場を転々とし、ついに苦労して手に入れた家まで奪われる危機に処する。

むやみにムン製紙を訪れて必死に履歴書を差し出すが、班長ソンチュル（パク・ヒスン）の前で屈辱ばかりを受ける。ムン製紙の座は誰よりも自分がぴったりだと確信したマンスはある決心をする。

「自分のための席がなければ、自分で作ってでも就職に成功する！」

韓国映画「仕方ない」は人生に満足していた会社員の男が突然解雇を言い渡され、妻と2人の子そして苦労して手に入れた家を守るために再就職に向けて自分だけの戦いを準備していく様子を描いた作品。

ドナルド・E・ウェストレイクの小説「斧」が原作。



人生に満足していた経歴25年の製紙専門家ユ・マンスを俳優イ・ビョンホン、
マンスの妻ミリを女優ソン・イェジン、
製紙会社の班長チェ・ソンチュルを俳優パク・ヒスン、
製紙業界のベテランだがマンスと同じ求職者の身のク・ボムモを俳優イ・ソンミン、
ボムモの妻アラを女優ヨム・ヘラン、
マンスのライバルとなるコ・シジョを俳優チャ・スンウォン、
ミリが働く歯科の歯科医ユ・ジンホを俳優ユ・ヨンソクが演じる。