19歳のユニョンは母親と二人で暮らし、アルバイトをしながら高卒認定試験を準備している。友人たちのように学校に行きたいが、すばやく公務員試験に合格し、工場で働く聴覚障害を持つ母親を楽にしてあげたいと思う気持ちだけ。優しさと誠実な意思とは関係なく、思いがけない事故はユニョンを被害者から殺人者に急変させ刑務所に追い詰めていく。
ユニョンという名前の代わりに囚人番号「2037番」と呼ばれることになる。

韓国映画「2037」は19歳少女に起こった信じ難い現実、そして再起する希望を与えたい大人たちの話を描いたヒューマン・ドラマ。