1978年、釜山（プサン）で発生した実話。ある子供が誘拐され捜査が始まった。両親の特別要請で担当となったコン・ギルヨン刑事（キム・ユンソク）は子供を保護するため、極秘捜査をすることに。一方、家族は有名な占いを歩き回り、子供の生死の有無を確認するが、すでに子供が死んだという絶望的な回答だけを聞き、最後に導師キム・ジュンサン（ユ・ヘジン）を訪ねて行く。
キム導師は「子供が生きていて、犯人から初めての連絡がくる」と確信する。半月が経ち、キム導師の言葉通り犯人から連絡がきて、犯人が送った端緒により子供が生きていることを確信したコン刑事は、キム導師を信じることになる。だが、一ヶ月が過ぎても捜査は進展せず、みんなが子供の生死より犯人検索に血眼になった状況の中、コン刑事とキム導師2人だけが、子供を生かすための捜査をずっと進めるのだが…。

韓国映画「極秘捜査」は韓国で大ヒットした映画「友へ　チング」（2001）で知られるクァク・キョンテク監督の新作。キム・ユンソク主演で、誘拐された子どもを捜す刑事と占い師の実話を描く。